人工湿地で排水処理
産学官の皆様と連携協力して開発した
「伏流式人工湿地ろ過システム」です。
「伏流式人工湿地ろ過システム」です。
Natural wetland / 自然環境を保全したい
Constructed wetland / 初めての夏
Constructed wetland / 3回目の夏
酪農
ミズヨシは、水質浄化用の 伏流式人工湿地ろ過システムの
基本設計・導入支援・保守作業・技術改良などを行う
「総合コンサルタント」です。
酪農排水・乳牛糞尿・養豚糞尿
酪農家・養豚場・食品工場・農業など
排水処理
MIZUYOSHI PROJECT
水質浄化用の伏流式人工湿地とは?
自然の湿地の水質浄化機能を高めて活用する目的に人工的に作られた湿地は人工湿地と呼ばれます。人工湿地には 、表面流式と伏流式があります。伏流式は表面流式よりも浄化能力が高く、汚水の濃度や量の変化に対応でき、寒地でも冬季を含めて通年浄化できるなどのメリットがあります。伏流式には汚水を上から下にろ過する好気的な鉛直流(Vertical Flow)と、水平方向にろ過する水平流(Horizontal Flow)があり、鉛直流と水平流を組み合わせたハイブリッドシステムは、特に窒素浄化能力に優れています。
伏流式人工湿地ろ過システムの仕組みと働き
高濃度有機性汚水を浄化するために開発した「伏流式人工湿地ろ過システム」は、汚水の濃度と量、目標水質に応じて、好気的な鉛直流ろ床と嫌気的な水平流ろ床を組合せて設計します。鉛直流ろ床には、間欠的に汚水を供給するために、自動サイホンやフロートスイッチ付きのポンプを用います。一部の鉛直流ろ床は、処理水の一定割合を循環させて再びろ過することにより浄化効率を高めます。好気・嫌気のろ床の組合せや循環型の鉛直流ろ床の働きにより、汚水中の窒素が効果的に削減されます。